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小森先生お別れ会

2015.08.31 *Mon
8月29日(土)に藤沢市民会館にて『小森純一先生お別れの会』が開催されました。
出席者はJPBFとビリヤード関係者そして小森氏と関わりのあったビリヤードファンの方々が数多く集まりました。

小森先生

私は小森さんが藤沢に店舗を開く時に少しご縁があり、コモルームを1987年に開店されてから約2年、週末にお店に通わせていただきました。
小森さんの輝かしい成績と言えば、全日本選手権での3連覇を含む5勝小林プロとのタッグによる1982年と1985年の世界タッグ選手権での優勝、そして数々のワールドカップ、グランプリの優勝、がありますが、特に28点のハイラン世界記録はいまでも破られずに輝いています。
小森さんが初めて28点を記録し、そののちにクールマン、フォルトン、コードロンが続いていますね。
また、コモルームを開店した1987年にはワールドグランプリ、ワールドカップで3回優勝するという抜群の成績を収められています。
当時ジュニアだったスペインのサンチェス選手がその立ち振る舞いの恰好よさにあこがれた時代ですね。

ご自身の店舗を新規オープンした忙しい年にそんなにも活躍し、海外を転戦できたのはどういうことと不思議に思うかもしれません。
当時は空前のプールバーブームが起こったあと、全国各地にビリヤードブームが広まった時期であり、コモルームは開店以降とても好調で、小森さんはお店をビッグボックスのころからの信頼していたスタッフにまかせ、世界を転戦することができたのです。
コモルームオープンからの数年はビジネスに置いても、プレイヤーとしても絶頂期であったことと思います。

小森純一さん

お別れの会の終了後は、懐かしむ方々がコモルームに訪問され、小森さんの好きだったシェビオットコンペティションテーブルと現在、日本では珍しいグリーンラシャで順にプレイされていました。
永らくお店のスタッフを務められている田口もとJPBFプロが小森さんの愛用キュー(1982年の世界タッグ優勝を記念して贈呈された本タケノコ)を撞いて、先生を偲んでくださいと薦めてくれるので、恐れ多くもありながらワンショット使わせていただきました。

テーブルはつい先日、このブログで紹介させていただいたサムで、かなり緊張しながら撞いた手玉は思い通りに第一クッションに入ったのち、やはり予想道理に2ボールほど長く外れました。
そのとき、また小森さんの笑顔が頭に浮かびました。

しかし、そのキューの打感とバランスがすばらしく良かったです。
私は最近、張り合わせでキュー先が空洞の314-2シャフトを多く使っていますが、性能面では十分満足していますが、音や打感の点ではどうもさびしく感じるところがあります。
シンプルなノーマル構造の良質シャフト、木ねじの組み合わせと本タケノコの作り出す音や手ごたえはやっぱりすばらしいですね。
そしてともかく小森さんの28点ハイラン記録や数々の世界戦優勝に使ったキューを使うという事は初めてのことであり、大変感動しました。

お別れの会の中でアダムカスタムの高平会長のお話にありましたが、小森さんにキューを新調してお渡しするときに、何か調整すべき点がありますかとお聞きすると、小森さんは『あとは自分でやりますから』と何も注文をつけずに持ち帰ったとのことでした。
小森さんのキューに対する向き合い方というものが良く伝わるエピソードだと思いました。

また、修業時代からの同僚である船木和保氏からは『小方ビリヤード』に弟子入りしていた当時の話が紹介されました。
朝は開店前に練習し、開店から夜遅くまでお店の仕事をして、お店終了後はランニングをしてそののち夜中の風呂を使い、寝る時間は毎日3時間というような修行時代を過ごしたとのお話しでした。
小森さんは現役時代に『静かなるファイター』とビリヤード情報誌に紹介されていましたが、試合での並外れた集中力はこういった下積みの中から作られたものなのかと改めて感心しました。

偉大な成績を残された選手が他界され、日本のスリークッションの一時代が終了したという感がありますね。

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