This Archive : 2011年08月26日
BAZエキジビションマッチ初日・二日目
2011.08.26 *Fri
文末に二日目結果も追記しました。
25日、26日両日五反田ビリヤードアカデミーZにてスリークッションエキジビションマッチが開催されています。
ブロムダール、サンチェス、チョ・ゼホ、梅田、船木のワールドカップメンバー5名での30点総当たりリーグ戦です。
私は初日、開始時間には間に合いませんでしたが、第二クールから見ることができました。
エキジビションですので勝負にこだわるという事では無く、それぞれの技術、持ち味を見せたり、ときには見栄えのするチャレンジ的な取り口があったりします。
エキジビションですからどのくらい人目を引き付けるかということが大事ですね。
初日結果は次の通りです。
1位 サンチェス 3勝1敗 GA2,185
2位 チョ・ゼホ 3勝1敗 GA2.134
3位 ブロムダール 3勝1敗 GA1.881
4位 船木 耕二 1勝3敗 GA1.080
5位 梅田 竜二 0勝4敗 GA1.254
チョ・ゼホはサンチェスに13キュー30対28で競り勝ち、ブロムダールには負け。
最終戦のブロムダールVSサンチェスは12キュー以内でサンチェスが勝てば逆転で一位という展開でしたが、見事に11キュー30対21でサンチェスが勝ちました。
最終戦の後半でサンチェスらしいすばらしいショットがありました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、図のような縦のカラクッションでした。
手玉がほとんどクッションタッチで押しのダブルレールもほぼ無いと思われる配置です。
おそらくわずかにひねり、コースを作っていたようです。
相当に時間もかけて狙いこみ、ジャストのタッチでのショットを見事に決めました。
サンチェスは集中すると人間はそこまで精度を上げられるのかということをみせてくれます。
チョ・ゼホのストロークタッチはいつものように華麗で、3ゲーム終了時点ではなんと2.5アベでした。
チョ・ゼホはとにかく手玉のコントロール力が抜群で当たりだすとどこまでもという感じです。
また、セフティが少なく当て重視なのも見ていて楽しいです。
そしてキスが他のプレイヤーに比べて多いのも特徴でしょうか、韓国プレイヤーはサン・リーがそうだったようにアグレッシブなプレイを好む感じがします。
そしてやはりブロンダールはすごい。
昨年のエキジビション、ジャパンカップ、そして今年とコンスタントに1.9。
エキジビションでは見せる球もありますが、といってアベレージは高いレベルをキープします。
トータルクオリティの圧倒的な高さとスリークッションマスターとしての気品を感じさせます。
やはり一番ファンの目を集めるプレイヤーですね。
梅田、船木の両選手は二日目の捲土重来を期待します。
いやぁ、魅せられました、おなか一杯。
二日目も見に行きたいところですがどうやら席も一杯のようなのであきらめ、ジャパンカップを楽しみにします。
追記
二日目の結果です ついに3アベ
30点6キューが2ゲーム、ハイラン18点
人類の可能性をみせてくれました!
1位 ブロムダール 4勝0敗 GA3,000
2位 梅田 竜二 2勝2敗 GA1.617
3位 サンチェス 1勝2敗1分 GA1.892
4位 チョ・ゼホ 1勝2敗1分 GA1.620
5位 船木 耕二 1勝3敗 GA0.982
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