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キューの利きは変えられないか?

2016.03.27 *Sun
『キューが利く』とか『キュー切れ』という表現が昔からよく使われますが、これはどのような特性のことを指しているのでしょうか。
『利き(効き)』が示すところはショットの強さ、速度ではなく、押し引きひねりなどのスピン量が十分に手球に伝わること。
つまり、スピン量が球の速度に比べて存分に伝わっているときに使われます。
手球が的玉にヒットしたあと、そのスピンにより生き物のように動くときに『利いた球』と表現されますね。

同じ人でも日によりこの利き加減は結構と違いが出るようです。
筋力や体重がこの『利き』に大きく関わるかというと、そうでもないようで非力で体重も少ない女性選手が強烈な『利き』を見せてくれたりします、肥田緒里恵プロや昔の桂マサ子さんのプレイがまさにそれですね。

『利き』をより高めるためによく使われるアドバイスは『撞点が甘い』というアドバイスですが、このアドバイスを受けてより厳しい撞点にした結果、俄然見事に利くようになったという例はほとんど見たことがありません。
曲玉の名手であるメキシコのロハス選手の強烈な押しのショットのときの撞点は意外に中心のちょっと上であり、決して球の端は撞きません
モーメントを考えればより端を撞けば効果が上がりそうに思いますが、どうも『利き』には厳しい撞点だけが決定要素ではないようなのです。

すると物理的に考えればインパクト時の『力積』を上げるという事が考えられるわけです。
つまりは短い時間ながら少しでも長い時間、キュー先が球をとらえるということであり、そのためには球に触れた直後のキューの加速性が重要になると考えられます。
すると、加速性を増すためにはどのような腕の振り方をするか、あるいは降る腕以外の体の使い方がどうかということを考える必要がありそうです。

このあたりの話になると賛成される方と反対される方に分かれてきます。
プロでも『加速』となると、それは何ですかという方もいます。
『速度』についてはどなたにでも容易にイメージすることができるものですが、『加速』や『力積』を上げろといわれてもなにをどうイメージしたらよいのか実感がつかみにくくなるのです。
そんな風に実感の湧かない考え方を追っても、混乱するだけなのでそんなコーチングは行わないというのもよく解ります。

しかし、この『加速』や『力積』を変えるという事は、飛躍的な能力改善に繋がる可能性のあることと考える方は多いようですし、トッププレイヤー達は自分で意識したかどうかは別にしてもこの辺のところを上手にご自分のフォームやストロークに取り込んでいるように思います。
機会があれば、この話もさらに掘り下げて考えてみたいと思います。
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アンドセーフは加減が大事?

2016.03.22 *Tue
 得点する意思のないセーフティプレイはスリーのルールブックにおいて『失格』と明記されています。
 しかし、この判断がおりた例は日本国内の公式戦には無い事と聞いています。
 おそらく、今後いつまでもこのケースは起こらないのではと思います。

 かなり消極的で当てる意思が無いのではと仮にクレーム付けられても、当てる意思はあり、確率もゼロではないと主張すればよいので、これは実現しないですね。
 他のビリヤード競技にはみなセーフティは認められていますし、スヌーカーにいたっては単なる攻撃よりも高く評価され、高得点が得られる仕組みになっていますね。
 スリーの場合はセーフティを正当手法と認めてしまうと延々と続くいわゆる万年球のようなプレイが予想されるので、これを禁じたのでしょうね。
 セーフティを認めれば、アベレージも急降下することになり、競技の性質すら変わってくるのでしょう。

 そんなことでセーフティは禁じ手とされていますが、ヒットアンドセーフティはこれは正当な技術とされるわけで、ここが少し難しいところですね。
 セーフティが禁じ手なだけに、アンドセーフはやや控えめ、マイナーなうしろめたいところもあるのです。
 プロのプレイにはアンドセーフは正当な技術であり、これがゲーム展開を面白くするのですが、それではアンドセーフプレイは公に評価されるかといえば、それはそうでは無いのです。
 なんだか、隠されたテクニックみたいなところがあるわけです。

 スリーのセミナーや参考書などでアンドセーフテクニックを学習テーマで上げることは大変稀少です。
 昔、トッププロが他のプレイヤーのプレイを見ながら私に小さな声で『このタマ、長く外せば絶好球、抜けセーフは短めに限る』と解説してくれたことがありましたが、なにしろひそひそ話しです。

 普段のお店のゲームでも『勝負』をお互い前提にするならアンドセーフは大事なテクニックと認められますが、『勝負』が必ずしも前提ではないゲームということもあり、そうなるとお相手が珍しくも上がりが目前ともなれば、明らかに阻止するような難しい残しは避けたいなんて気持ちにもなります。

 このように『アンドセーフ』プレイは非常に大事でありつつ、かつ使うべきところの加減も必要な実に複雑で気の使うテクニックですね。



 
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目指したい3連続上がり

2016.02.18 *Thu
 最近は普段の練習ゲームでなかなか3回連続上がりというものが見られなくなりました。
 例えば4回に一度上がれるような方ならば1/4の3乗、すなわち64ゲームに一回位の頻度で3回連続上がりもできるわけで、そんなにめずらしいことではないように思うのですが。
 
 私が普段お邪魔しているお店では実質的に10回に1度くらい上がる方はかなり強い方で、20ゲームあるいはそれ以上に一度あがるくらいの方が多いようです。
 20ゲームに一度の頻度ならば、3連続上がりは8000回に一度ということになり、これは15年に一度とかいうような珍しさになるわけです。
 さらに、30ゲームに一度上がるという方ならば3連続上がりは27000回に一度と、これはもう一生でもまず経験できないようなこととなるわけです。

 ですのでやはりどうにか『目指したい3連続上がり』くらいでありたいものと思うわけです。

 先日、お店の仲間が好調で私とのゲームでは久しぶりの2連続上がりをみせてくれました。
 この方は大体20から25ゲームに一度くらい上がる方ですから、3ゲーム連続となれば20年に一度あるいはそれ以上の稀少さということになるわけです。
 じゃあ、もう1ゲームと鼻息荒くチャレンジしましたが、結果は残念ながらという事になりました。
 でも10年あるいはそれ以上に一度のことへのチャレンジでしたから、それは憧れへの気持ち良いチャレンジであったことには相違ないですね。

 ところで3連続上がりをしたら持ち点を上げましょうという基準のお店もあるようですが、これもよく状況を理解していないと間違った判断となる可能性もあると思うのです。
 10回に一度あがるくらいの方なら、1000ゲームに一度、2,3年に一度は実現できるわけですから、その都度持ち点を上げてしまえばすぐに20回に一度とかのレベルに落ちてしまうことも考えられます。

 3連続上がりは憧れであることでよいと思いますが、やはり実現可能な領域、すなわち『目指せる目標』でありたいものと思いますが、いかがでしょうか。
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将来の姿創造は難しい

2016.01.04 *Mon
 関東アマ3C連盟の活動を本格開始したのは2009年初頭からですから今年で8年目に入りました。
 関東アマ3C連盟が何を目標に設立され、活動成果はどうであったかという事は時折関東アマ3C連盟のHPからもおつたえしてきました。
 え、そんなの見たこと無いって?
 そうおっしゃるのもごもっともと思いますが、連盟の活動目的はホームページの『アマ連』の項目に、いつでも見られるよう掲載されています。

 活動目的は
 ①スリー趣味をより楽しく充実させること、
 ②ファン同士の交流と情報交換・共有を活性化すること、
 ③スリー趣味の魅力探求と将来の姿を創造すること、

の3つとなっています。

 おなじみのチーム戦や研修会の開催、そしてこのブログの発信もまさに①と②の活動目的のために行っている活動で7年間、多くの参加者があったことや、ブログ読者がいらしたことは一つの成果と考えています。

 そんなことで①と②の活動目的にはそれなりに取組めたと考えていますが、もう一つの③の特に後半の将来の姿創造という目標については揚げたもののほとんど成果は得られませんでした。
 抽象的で何を目指すのかがわかりにくい目標設定ですが、昭和初期から親しんできたスリー競技はやはり時代性にあわせ変えてゆくべきところもかなりあるだろうと考えたわけです。
 これがクリアできないと、この趣味はいつかファンが大幅に減り、趣味として成立しなくなることを覚悟せざるを得ないと考えたのです。

 まずは現状の市場規模を感覚的ではなく定量的に把握する必要があると考え、スリー台を保有するお店のリストと連絡網を作るところから始めました。
 役員や賛助会員はこの店舗リストで言えば8割をカバーするお店に所属する方が集まり、各地域の店舗の現状はいつでも聞けるようにしてきました。

 スリーファンのさまざまな嗜好やプレイ時間や大事にしている事柄の意識調査も何回か行い、また実際の顧客人数などはNBA関東と連携してアンケートを実施してきました。
 またアマの試合嗜好者の活動として過去10年の段位戦参加者数の推移などは全て記録してきました。
 このようなデータを集めることで、定量的な市場動向把握が可能になってくると考えたのです。

 ここではこれらデータ報告は割愛しますが、例えば段位戦の参加者はこの十年で実に緩やかで、約一割強減少しています。
 また初級、初段のエントリークラスが少なく、2段から4段の中間層が比較的多く、5段以上がまた減少傾向と中太り傾向が進んでいます。
 これは十年後を予測するときには実に厳しい傾向を表しており、急激に出場者が減少することを考えておく必要があります。

 これまで段位戦などの試合には出ないがお店には通うという方が試合出場される方の4倍近くはいるものといわれてきましたが、どうやら試合に出ない方の趣味離れもかなり多くなっているようです。
 以前は試合に出なくともお店の仲間とのゲームや常連会、あるいは中にはピンで楽しむなどという方がどこのお店でもおなじみだったのですが今はそういう楽しみ方も減りました。

 さて、『スリー趣味将来の姿の創造』とはずいぶんと大目標を揚げましたが、これは一旦下げざるを得ないことなのかも知れません。
 実際には現実課題を十分に見据えて取組まないと現実との乖離が進むだけなのかもしれません。
 ここは、残念ではありますが目標レベルの再設定が必要なところと感じています。
 




 

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3アベ時代はいつくるか

2015.12.30 *Wed
 今、ワールドカップ優勝者の試合内最高アベレージは2.740です。
 2013年にブロンダールが記録し、2015年にもサンチェスが記録しました、どちらも73イニング200点でした。
 さて3アベは近々に実現するのでしょうか。
 40点ゲームなら1ゲーム平均で13イニング内で勝つことが求められるわけです。

 3アベという事は一つのショットが当たる確率はなんと75%にも達するわけですね。
 当てる力というよりいかにミスが無いかというところのプレイになるのでしょう。
 はっきり言ってどんな世界なのか、どうにも想像がつかないですね。

 ここ50年のスリークッション世界選手権試合の結果は相当に伸びていて、入賞選手のアベレージは約2倍にまで伸びています。
 もちろん技術の進化だけではなく、テーブルコンディションやボールコンディションの管理技術も相当大きな影響を持っているのでしょう。

 昨今でもワールドカップの成績は、その開催地によりかなり上下するという事実があります。
 整ったコンディションでは選手全体の成績が伸び、そうするとまだまだすばらしい成績も出てくるのでしょうね。

 それでは一体誰が夢の3アベを実現するのでしょう。
 まず、第一に名が挙がるのはブロンダールでしょう。
 エキジビションではもう数年前にも日本での試合でジャスト3アベを見せてくれていますし、『ブロンダール時代』の本のなかでも自身の最高記録と本人が説明しています。

 ザネッテイも2.500のすばらしい記録がありますが、ブロンダール、ザネッティはこれから50歳中盤を迎えることを考えると、そう十分な時間があるとは言えないのかも知れません。
 この点、コードロン、サンチェス、タイフンら40歳台の選手にはより時間的余裕があります。
 韓国のチョジェホやカンドンコンは30台中盤ですし、キム・ヘンジなどは23歳ですからいくらでもチャンスがあるのでしょう。

 さて、過去50年で見れば世界トップのアベレージが倍近く伸びています、そしてここ3年で2.74が2回も出ていること、そしてワールドカップのトップ選手のアベレージは今も伸び続けていることを考えれば、試合優勝アベレージが3.0超えをすることも、これから何年かの間にはお目にかかれることなのでしょう。

 いやぁ、恐ろしいくらいですが楽しみですね。




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テンプレート配布者:サリイ  ・・・  素材:TripISM
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